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『アーシャのアトリエPlus~黄昏の大地の錬金術士~』概要
幾度めかの黄昏の時代が始まり、再び何度目かの慎ましやかな生活が取り戻されつつある世界の、とある一地方。そこには、国家のような統治された組織は無いものの、人々が手を取り合って暮らしていた。
その中に、人里離れたアトリエで薬を作って生計を立てている、一人の女の子がいた。
彼女の名前はアーシャ。 以前は祖父と妹と三人で暮らしていたが、数年前に祖父が他界した後、妹も行方不明となってしまい、今はペットのうしがいるだけで、天涯孤独の身となっている。
妹がいなくなってからしばらくは失意の底にいたが、祖父の頃から取引している旅の商人の協力もあり、新たな生きがいを見つけ、立ち直ることに成功するのだった。
そして、哀しみの記憶も少しずつ薄れ始めていたころ。
いつものように薬の材料を探して、アトリエ近くの遺跡に出掛けたアーシャは、そこで、いなくなったはずの妹の姿を見かけることになる。
妹が生きていて、世界のどこかにいることを知ったアーシャは、すぐさま妹を探すために旅立つことを決意する。
手がかりなんて何もないし、何をすればいいかもわからない。
ただ、 この世界のどこかで、妹と再会できることだけを信じて。
持ち運べるVitaで再現し感じることのできる黄昏の世界へ 黄昏の世界を表現する繊細でありながら壮大で美しいフィールドと本作キャラクターデザインを手掛けるイラストレーター『左』氏による魅力あふれるイラストをVitaで完全再現。
※Amazonより抜粋
『アーシャのアトリエPlus~黄昏の大地の錬金術士~』プレイレビュー
錬金術を用いてアイテム作成をしてクエストをクリアしていくガストの代表作である「アトリエシリーズ」の14作目で、PS3で販売していたものにコンテンツなどを追加したバージョン。錬金術による文明が衰退し、穏やかに滅びつつある世界。
そんな世界の人里離れたアトリエで薬師をしている少女アーシャ。
そんな彼女には妹の「ニオ」がいたのだが、近所の遺跡で薬草を取りに行って行方不明になってしまい探す当てもなく困り果てていた。
そんな時、いつものように薬草を取りに近所の遺跡に出かけた先で突然花が光り、ニオがぼんやりと現れたのだ。
そこに居合わせた錬金術士キースグリフに錬金術を学べとヒントを与えられ、アーシャは一つの決心をし、ニオを助ける旅に出る…。
良かった点
このゲームの良さは、前シリーズのアーランドシリーズよりも落ち着いた雰囲気で、3Dモデルも元絵らしさがあり、音楽も秀逸な点だといえる。アトリエシリーズは初代から気に入っていたが、アーランドシリーズの萌え狙い路線がどうも合わず投げていた私だったのだが、今作からの黄昏シリーズではその萌え狙い路線ではなくなったので、安心してプレイ出来た。
音楽もアトリエシリーズらしさのある民族調を基本とした耳に優しく心地いい世界観にマッチした音楽であり、楽曲もポポロクロイスの主題歌も務めたことのあるルルティアやLocalBusが担当しているものがある。
また、3Dモデルも元絵らしさのある、可愛らしいモデリングがなされている。
悪かった点
このゲームの悪い点をあげるとするならば、少々ロードが長いことだろうか。ロードが長く、サクサクプレイというのがいかないのが中々に惜しい点である。
感想 まとめ
アトリエシリーズといえば、1周目でざっくりと流れを掴み、2周目以降で機能を上手く使い効率化、それぞれのEDを目指すというのが醍醐味の一つである。作業系などが苦手な方には少々厳しいものがあるだろうが、経営ゲーム系統が好きな人には楽しんでいただけるのではないだろうか。
また私と同じようにアーランドシリーズの萌え路線が苦手だった人にこそ、ぜひプレイしてまったり世界を楽しんでいただきたい。
管理人の雑感

ノーマルとハードの難易度選択ができるようになったので、アトリエ初心者さんんでも気軽にプレイすることができます★
旅をする場所もトトリやメルルの時のように広めのマップになっているので、骨太ゲーマーのみなさんも十分楽しむことができる作品です!(^^)!