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『MYST』概要
アメリカのパソコン用ソフトメーカー「Cyan」が作ったパズルアドベンチャーゲーム。
さまざまなプラットフォーム向けに移植されている。
CGプリレンダリングで製作された静止画や動画による美麗な画面、独特の世界観と難解な謎解きが特徴。
※Wikipediaより抜粋
『MYST』プレイレビュー
元はPC用の謎解きアドベンチャーゲームで、本作はそれのPS移植版です。最初から説明などは何もなく、また、キャラクターを操作するのではなく、画面をクリックしながら進めていく内容となっております。
謎解きが得意な人、また、探究心がある人にはもってこいのゲームですが、謎解きに自由度を求めている人には不向きだと思います。
良かった点
画質が結構良くて、グラフィックもそれなりにリアルにできていたので、綺麗で良かったと思います。あと、オープニング。
物々しく始まるオープニングは結構好きです。なんだか銀河鉄道99○のような…個人的にはそんな感じがしました。
本作は「MYST」という本を軸にストーリーが展開され、色々な時代に行き、謎を解き明かしていく事が目的のゲームですが、とにかく謎解きが難しいです。
「ゼルダの伝説シリーズ」や「レイトン教授シリーズ」の謎解きなんて目ではありません。
本当に難しい。
ノーヒントもノーヒントなので、ひらめき力がないとついていけません。
攻略本を見ても正直よくわかりませんでした。
…家族と一緒になんとかクリアしましたが…本当に難しかった…。
が!
それ故に、エンディングを見る事が出来た時の達成感は一味違いました。
本作以上の達成感は未だ得られていないぐらいです。
アドベンチャーゲームですので、エンディングが数種類あります。
本作は4種類あり、3/4はバッドエンディングです。
そのうちの2つは特に最悪です。「なんだこいつ!」と思うに違いないです。
だって折角助けてあげたのにあんな仕打ちしてくるなんて…!
まあ最初から胡散臭かったから薄々気づいてたけどね!
…と、バッドエンディングばかりですが、良い(というかマシな)エンディングは次回作に繋がる伏線も少しあるので、面白いと思います。
悪かった点
「操作キャラクター」が存在せず、画面をクリックして移動するシステムが最後までどうも慣れませんでした。結構急いで操作しなければならないところもあったにもかかわらず、操作性はPCと違ってコントローラーの為、微妙でした。
恐らくPCだったらやりやすいんでしょうけど…。
そして、この「画面をクリックして移動」という操作方法のゲームを今までプレイした事がなかったので、初めはそれも問題でした。
初めて本作をプレイした時、「何これ意味わからん斬新だけど意味わからん」とブツブツ呟きながらプレイした記憶があります。
PCゲーム自体ほとんどプレイ経験がないのでわかりませんが、当時はこういうのが主流だったのでしょうか…。
折角「謎解き」が醍醐味のゲームなのに、操作が気になってしまった思い出です。
感想 まとめ
とりあえず本作は、子育てに失敗して嫌な大人に成長した息子2人と、その父親、そして「MYST」という本がメインです。嫌な息子に振り回されたり、結構薄情でドライな父親に振り回されたりしながら、高難易度な謎解きができる作品ですので、ひらめきに自信がある方は挑戦してみるのも良いかもしれません。
管理人の雑感

ですが、だからこそ味わえる達成感は格別!!
骨太な謎解きゲームに挑戦したいって方にオススメです(・∀・)