
『鬼うた。~鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。~』概要
『鬼うた。 〜鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。〜』とは、2009年6月26日 に130cmからリリースされたアダルトゲーム。
メインキャラクターの多くが黒髪であることと、凄惨な展開が繰り広げられるルートが存在するのが特徴。
2010年1月29日には、ファンディスク『鬼まり。 〜鬼が夢見し常の世に、至る幼き恋の始まり〜』が発売された。※Wikipediaより抜粋
『鬼うた。~鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。~』プレイレビュー
都会とは程遠い人の少ない寒村詩乃塚村の神社の神主の息子「美作秋人」は賽銭泥棒に殺されてしまう。が、土地の守り神である姫歌に助けられ息を吹き返す秋人。
その代償に姫歌は力を使いすぎ大半の力を失ってしまう。
礼として面倒を見ることになる。そうして面倒をみてもらう姫歌だったが、秋人を溺愛しダメダメな姉美作小春が姫歌に嫉妬し、今日もまた騒がしい一日を過ごしていくのだが……
ドタバタギャグ系かと思っていたらまさかの鬱系エロゲという仕上がり。
前半は甘いラブコメが楽しめますが、後半は鬱な展開になっていくのもこのゲームの醍醐味だ。
良かった点
このゲームの魅力はまずは主題歌や劇中での歌。そして黒髪フェチにはたまらない黒髪しか居ないエロゲであること。
主題歌や劇中歌は姫歌の声優もこなす、数々のゲームの曲を歌ってきたRita(声優名義は理多)その歌唱力を存分に発揮し、プレイする人は聞き入ることだろう。
世界観に曲も見事にマッチしており、プレイ中何度か流れるのだが、毎回鳥肌が立つほどの秀逸さ。
悪かった点
後半の急展開についていけなくなる人が出るかもしれないという点と、攻略キャラ以外が死んでしまうことがあること。前半は甘え合戦でギャグチックに進むのだが、後半になると急に重くなり、展開がガラッと変わるので、そこについていけなく人が出る可能性がある。
そしてそのシリアスの流れで、攻略キャラ以外が死んでしまうという鬱ルートが搭載されている。
鬱ゲー系が好きな方なので耐性はあり、むしろ楽しんでやったのだが、苦手な人や耐性のない人にはちょっと辛いかもしれないが、鬱ゲーの中でもまだマイルドな方ではあるだろう。
予め鬱ゲーと知っていればそこまでショックをうけることなく出来ると思うので、ネタバレしない程度に紹介したまでである。
感想 まとめ
どのキャラも個性があり、前半のギャグではわりと楽しんで進められる。後半の展開についていけるのなら、最後まで楽しんでプレイできるのではないだろうか。
トゥルーエンドは結構泣ける展開であり、頑張ってぜひ最後までやっていただきたい。
管理人の雑感

しかしキャラによって肝心のエロの部分が少なかったりするので要注意ですw