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『殻ノ少女』概要
『殻ノ少女』(からのしょうじょ)は、2008年7月4日に有限会社グングニルのブランド「Innocent Grey」より発売されたアダルトゲーム。
通常版は同年7月25日、ダウンロード版は同年12月20日に発売された。
初回版発売同日には主題歌・BGMが収録されたサウンドトラック「Azure」(アジュール)も発売された。
2009年7月24日に「ぶる〜べり〜そふと」よりDVDPG版が発売された。
2013年2月8日に続編『虚ノ少女』が発売された。
昭和31年のある春の日、時坂 玲人は井の頭公園で出会った少女・朽木 冬子から「本当の自分を見つけ出してほしい」という依頼を受けた。
同じころ、玲人は警視庁時代の同僚だった魚住から、少女ばかりを狙った連続殺人事件の調査の依頼が来た。
そして、玲人の妹である 紫の通う櫻羽女学院の教頭からも、行方不明になった生徒の捜索の依頼が来た。
教頭の依頼を受ける形で、櫻羽女学院へ潜入したところ、玲人は冬子と再会した。
※Wikipediaより抜粋
『殻ノ少女』プレイレビュー
戦後の昭和31年の東京を舞台に、探偵の主人公時坂玲人は井の頭公園で出会った少女、朽木冬子からある依頼を受ける。それは「本当の自分を見つけてほしい」というもの。
一方で警察はある連続殺人を追っており、それの調査を玲人に依頼を持ちかける。
さらに、妹の紫の通う学校からも行方不明になった生徒の捜索の依頼が舞い込んでくる。
その学校の依頼を受ける形で妹の通う学校へと潜入調査を開始する。
そうして、再会する冬子と玲人。そして、3つの依頼は交差し一つの妄執へと収束する。
ミステリエロゲブランドInnocentGrayの送る3部作の第1作目殻ノ少女。
美少女ゲームアワード2008のBGM・プロモーション部門で金賞グラフィック・シナリオ部門で優秀賞を受賞している。
InnocentGrayのデビュー作カルタグラとも話は繋がっており、一部のカルタグラのキャラが登場したりもする。
良かった点
先述の通り、BGM・プロモーション部門で金賞をとっているため、BGMやPVがなんといっても美しく秀逸。エロゲとは思えぬ出来で、グラフィックも優秀賞をとるのも納得の美麗なのが魅力。
悪かった点
エロよりもグロの方面のほうが強く出ているため、苦手な人は注意をしてほしい。また、自由度の高さ故の捜査の難しさもある。
捜査が自由に出来る部分があるのだが、それにより、伏線を回収しきれずBADENDということもあり、攻略サイトを見たほうが早いかもしれない。
ただ、TrueENDも若干の鬱っぽさがあり、それでいて次回作へと繋がっているため、回収してから次回作をプレイすることを推奨する。
感想 まとめ
体験版はまた本編の少し前の話となっており、プレイしておくと少し本編を更に楽しめるだろう。ミステリとしてもとても良く出来ており、このブランドらしいものになっている。
グラフィックも今作から一気に雰囲気を変え、美麗なものへと進化し、現在は更に進化を遂げており、唯一無二の美しい絵柄のエロゲになっている。
PVを見て興味を惹かれた人や、ミステリが好きなどの人にはぜひプレイしてもらいたい。
管理人の雑感

繊細でどこかホラー的な要素もあるこの作品に、気づけば夢中になってしまっていたという方が続出するはずです(*´ω`)